攻略法ごとの利点と難点
オンラインカジノには、色々なゲームがありますが、ルーレットやカードゲームでは、統計的な確率論を元に配当金を増やしていく手法が考案されてしました。
よく知られている攻略法には、マーチンゲール法、パーレー法、モンテカルロ法がありますが、これらのテクニックは、実践では本当に効果があるのでしょうか?
必勝法と呼ばれるマーチンゲール法
この方法は、オンラインカジノのルーレットでよく使われますが、負けた次の賭け金を2倍にして賭けて、続いて負けたら額をさらに倍にする方法です。
勝てば確実に利益を稼げる方法で、この手法は負け続いても絶対に損はしないと言われて言われてきました。
マーチンゲール法のメリット
この方法のメリットは、勝率の高さです。
1ドルを賭けて負ければ次に2ドルを賭けて、さらに負けると4ドルで金賭けます。
負けが続くと倍々のお金を賭けるので、負け続いたとしても、どこかの時点で勝てば必ず利益が出ることになります。
ルーレットでは、負けが連続することはごくまれなことで、何れは勝つことで必ず利益が出るのが、メリットと言われています。
マーチンゲール法のデメリット
10連敗する確率を考えてみると、その率はかなり低くなってきます。
その率がもし、約0.0.1%ならば、1000人に1人の割合で10連敗することになります。
ルーレットで1000回賭けたなら、その中で10連敗する可能性はそれなりにありえることです。
オンラインカジノでベット可能な最高額は、上限2,000ドル程度と言われていますが、マーチンゲール法を使い負けが続いても、必ず利益が出すことができるという考えは、現実的には難しいのです。
カジノ側の運営ルールでは、お金を賭ける上限が設定されるテーブルリミットがあるので、損失を回収できない可能性があります。
このように考えると、マーチンゲール法は、ハイリスク・ローリターンになる可能性があると言えます。
パーレー法
逆マーチンゲール法とも言われるパーレー法。
ルーレットで赤に賭けた場合、赤と黒で赤の確率は50%。
1ドルを賭けて赤が出れば、1ドル配当をもらい2ドルの戻りとなります。
マーチンゲール法で負けたなら、次の賭け金は2倍2ドルでした。
逆マーチンゲール法のパーレー法では、賭け方が反対になり、赤に賭けて外れたなら、ベット額を一旦初めの1ドルに戻していきます。
マーチンゲール法のようにベット額は2倍とはせずに、当たった時にベット額を2倍にして賭けていきます。
1ドルを赤に賭けて当たったら2ドルが返ってきます。
返ってきた2ドルを全て次の回で全額ベットするのがパーレー法です。
当たったら4ドルが戻るので、次はさらに4ドル全てを賭けていきます。
少ない資金で高額な配当を狙えることから、大当たりを狙うプレイヤーにとっては、理想のベット法でしょう。
パーレー法のメリット
直観的に賭けることが得意な人は、パーレー法は最適の方法かもしれません。
ラッキーにも10回連続当てることができれば、1ドルのスタートから1024ドルまで増えることになります。
少ない資金で高額配当を狙えるので、一攫千金の可能性もあり得ます。
パーレー法のデメリット
連続で勝つことで配当は増え続けますが、何れかのタイミングで利益を確定しないと、負けることでそれまでの利益が全て無くなります。
お金が増えることなく減り続けていくこともあるので、負けに対する忍耐力も必要です。
肝心なことは、利益の確定ラインをどこに置くかということです。
利益の確定タイミングの設定することが重要なポイントになりますので、手堅く勝ちたいなら、一般的には利益確定ラインを3連続~5連続にするのが現実的なレベルで、小刻みに勝つ連続回数を繰り返すことが現実的な攻め方となります。
また、負けモードが続く場合には、まけた時の倍賭けのマーチーゲール法に切り替えて賭けていくのも、回復の選択肢となるでしょう。
パーレー法とマーチーゲール法を組み合わせることで、稼げる必勝法となりえるのです。
モンテカルロ法
モンテカルロ法を実践するなら、始めに紙とペンを用意する必要があります。
紙には、1、2、3とメモしておきます。
これが基本単位となるのですが、両端の1と3を足します。
合計は4。
これを最初の賭け金とします。
1単位1ドルであれば、最初のベット額は4ドル。
モンテカルロ法の特徴は、マーチンゲール法と比較して、ベット額がいきなりに上がることがないことです。
1セットが終わり、勝率が悪くなっていても、それなりの確率で利益が生まれてきます。
低勝率でも利益が出せるのが、モンテカルロ法の大きな特徴で魅力でもあります。
ただし、モンテカルロ法は、計算が複雑で面倒はことから、途中で計算ミスをおかしてしまうこともあります。
この点が、モンテカルロ法のデメリットと言えるでしょう。
賭け金の上がり方が、とても緩やかなので、テーブルのベットリミットや自己資金のことで頭を悩ます必要が少ないので、この特徴を活かした攻め方にこだわる人も少なくありません。